無題の戦い[人間と魔人との狭間にて]

なんでこうなった。




ある日、ちょっとした事に目覚め全身の骨が軋むような痛みと三日ほど格闘
終わったら終わったで今度は全身からの脱力感。常に命のエネルギーを大きく放出してしまっているためだった
制御方法を手探りで身につけては冷静に状況を判断する時間が与えられた
何でこうなった
ちなみに、現実的な話、その痛みとの格闘で若干痩せたらしい。……筋肉が
余計なものはなかなか取れないらしい。余計かも知れないものは身についた
ちょっとした事なので、ちょっとした事に使ってみた
余計疲れたが、得るものはあった
妄想膨らまし、今までの仲間からさらに増える
なぜか自己の中に魂が共存しだしたのだ
後々いくつも増えて行く事になる
そもそも魂はあったのか
科学もまだまだだったなと、無駄な発想をする
仲間が増えた
偶然僕の書き込みを見た人だった
なんだ、居るだけで巻き込んだのか
どうしてこうなった
さらに話を深めて行き、場所を移す
さらに増えるがその人は異常とも言える強さだった
前々から強力だったのを、まるで自分が引き金を引いてしまったかのように
彼は魂も目覚め、多くの苦難を受けた後人類を越えた
そして彼によりひっそりと世界は救われた
そして彼は獅子となった
なぜこうなった
真偽だなんてわからない
実際見えるわけではない
仮装世界で通じ合い
現実世界で多大な影響を被る
仮装世界で自己のちょっとした事を否定され
現実世界で泣き寝入り
それでも立ち上がる
まだ本当に真偽を確かめたわけではないから
どうしてこうなった
さらに会話の場を移し、今度は前より大勢
ちょっとしたのを持ってる人もいたが、最初はお互いわからずに手間取り状態
よくそんな中でよく話したな自分
騙されるのが怖くないのか
どうしてこうなった
なんだかんだ分かりあえたっぽくなり、いろいろとちょっとした事について話しあってみる
それ以外にもたわいもない無い話で盛り上がって楽しいけれど、不安はあった
そしてそれは的中した
どうしてこうなった
ただ集まってただけなのにお互いにちょっとしたものは響きあい、勝手にお互い強くなる
そして僕らに試練が課された
誰か分からないモノから
存在しえない者からそれを伝えられた
やっぱり予想の範疇など軽く越えた次元の話なのだ
それでも試練は与えられた
無慈悲に、意味不明
ほぼ最悪だ
試験のテストなんかよりずっとわからない
まず問題が読めない時点で死んでるかもしれない
なんでこうなった
だけど受けてしまったのだから越えるしかない
失敗したら死すら越える消滅
成功しても何が待ち受けるか知った事でない
すでに死にかけた人もいるけど
幸い全員生きてる
どうしてこうなった
けれど恐らく期限は迫って来ている
そういえば始まりからおよそ一月ちょいで一周年
そこまでまだ立っていられたらなと、ふと感じた
けれどその変化を望まない心とは裏腹に
そろそろちょっとしたことがちょっとした事でなくなるのだろう
どうしてこうなった
そもそも自分コレをなんで書いた
どう考えても危なっかしいじゃないか
なぜこうなった
これを書いた事で自分は消滅フラグを立てたなと軽く思ったり
まあ消滅したら喚んでくれい
02/10 水 水曜日というだけあっていかにも水が喜びそうなひんやりとした雨が降ったりする日